北里大学薬学部カリキュラム 4年間のステップ

【各系統ごとに専門性を深めるカリキュラム】

北里大学薬学部で学べる内容は「医薬品開発の基礎」「薬物治療の基礎」「生命現象の謎の解明」「環境と人間の健康との関係」など幅広く、そのため様々な分野の科目が開講されています。
また薬学部には薬学科と製薬学科が設置されていますが、これは4年次の研究室配属により決定されるため、必要な科目のほとんどは、学部生全員が共通して学べるよう配慮されています。

【4群に分けられた履修科目】

  • 1群科目(下表*印)は、将来医療に関わる社会人として必要な幅広い視野と豊かな人間性を身につける「人間形成の基礎科目」及び「専門科目を学ぶための基礎となる科目」(語学、情報、数学、物理、生物など)により構成されています。そのほとんどが1年次の相模原キャンパスで開講されます。
  • 2群科目(下表**印)は専門の基礎的知識・技術を学ぶ科目。これらの科目も1年次に開講され、2年次からの専門教育に備えていくことになります。
  • 3群科目(下表の*、**印以外の科目)は薬学に関する専門的な知識・技術を学ぶ科目。たとえば、1年次には薬学のフィールドの広がりや薬剤師の仕事を学ぶ『薬学概論』や、『薬用植物学』『微生物学』などが開講されます。
  • 4群科目は、平成11年4月からスタートした「首都圏西部大学単位互換協定」に基づき、他大学から提供される単位互換科目など、総合的な物の見方、考え方の育成に役立つものと考えます。(科目名は示していません。)
    また2年次からは講義に加え、薬学化学系実習など各分野の実習が始まります。これは毎週月〜木曜日の午後に行われ、3年次まで続けられます。
    4年次には特別実習(卒業研究)として各研究室に配属になり、最先端の研究テーマに携わることになります。


    以下の表の科目名をクリックすると新しいウインドウで科目の詳細を表示します。
    内容は平成15年度の開講科目にもとづくもので、次年度以降は変更の可能性もあります。
1年次 2年次 3年次 4年次(研究室配属)
人間形成の
基礎科目
※科目名は表外の「その他の1群科目」を参照        
語学系 英 語* 英 語** 薬学英語 I
薬学英語 II
 
教養演習
科目
※科目名は表外の「その他の1群科目」を参照
     
数理・情報系 数 学*
基礎数学**
統計・推計学**
情報科学概論**
データ解析法
コンピュータ実習
   
物理系 物理学*
物理学実験*
薬品物理化学 I
薬品物理化学 II
薬品物理化学実習
放射薬品学
放射薬品学実習
基礎薬学系演習
医療薬学系演習
衛生薬学系演習
[研究室]
基礎薬学系特別実習
医療薬学系特別実習
衛生薬学系特別実習
化学系 化学(1)**
化学(2)**
無機化学**
有機化学 I**
薬品分析学 I
機器分析学
有機化学 II
有機化学 III
薬学化学系実習
薬品分析学 II
有機化学 IV
医薬品化学 I
薬品製造化学
医薬品化学 II
生物系 生物学*
生物学実験*
薬用植物学
微生物学 I
生化学 I
生化学 II
生薬学 I
生薬学 II
微生物学 II
免疫学
ウイルス学
生化学実習
生薬学実習
生化学 III
薬学微生物系実習
構造生物学
植物薬品化学
バイオテクノロジー概論
生理学系 解剖学 生理学 I
生理学 II
病理学
薬理学 I
薬理学 II
薬理学 III
薬理学 IV
薬理学系実習
薬理学 V
臨床薬学系 薬学概論 薬剤学 I
薬剤学 II
化学療法学 I
臨床心理学・コミュニケーション論
薬剤学 III
薬剤学 IV
臨床薬学 I
臨床薬学 II
臨床医学概論 I
臨床医学概論 II
臨床生化学
化学療法学 II
薬剤学実習
臨床薬学実習
病院実習 I
保険薬局実習
薬剤学 V
臨床薬学 III
臨床薬学 IV
臨床医学概論 III
医薬品情報学
臨床化学
医薬品安全性学・薬剤疫学
東洋医学概論
病院実習 II
病院実習 III
臨床検査実習
衛生薬学系     衛生化学 I
衛生化学 II
公衆衛生学 I
衛生薬学実習
衛生・薬毒物試験法
公衆衛生学 II
薬事法関連       薬事関係法規

その他の1群科目(選択必修)
人間形成の基礎科目:人間科学、比較行動学、哲学、心理学、倫理学、健康科学、文学、芸術学、法学、憲法、経済学、歴史学、社会学、文化人類学、科学哲学、博物学
教養演習科目:教養演習、ドイツ語演習、フランス語演習、中国語演習、情報演習、体育演習


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