| 生物系 |
| 科目名 | 植物薬品化学 | 1単位 選択 |
| 学 年 | 3年 前期 | |
| 責任者 | 吉川 孝文 | |
| 担当者 | 吉川 孝文・浅田 善久・廣谷 正男 |
教育目標
重要生薬および天然物起原の日本薬局方収載の医薬品を中心に、その構造、生合成、確認試験法、および薬理活性等について理解する。また植物成分の化学構造研究法を実際の機器分析データに基づき修得する。
授業内容
配糖体、ポリケチド、フェニルプロパノイド、フラボノイド、テルペノイド、ステロイド、アルカロイド等について構造研究法、生合成、確認試験法、薬理活性等について解説する。
| No | 項 目 | 講 義 内 容 |
| 1 | 生薬成分の生合成 | 一次代謝産物と二次代謝産物 |
| 2 | 配糖体 | 定義と分類、構造研究、生理活性 |
| 3 | ポリケチド | 分類と生合成、構造研究、生理活性 |
| 4 | フェニルプロパノイド | 分類と生合成、構造研究、生理活性 |
| 5 | フラボノイド | 分類と生合成、構造研究、生理活性 |
| 6 | テルペノイド | 抽出分離、分類と生合成、構造研究、生理活性 |
| 7 | ステロイド | 分類と生合成、構造研究、薬理活性 |
| 8 | アルカロイド | 抽出分離、分類と生合成 |
| 9 | 〃 | 構造研究、薬理活性 |
| 10 | 〃 | 医薬品 |
| 11 | 機器分析 | 各種機器分析に基づく構造研究法 |
| 12 | 〃 | 〃 |
| 13 | 評 価 |
到達目標
植物性有用成分の種類と生合成および薬理活性について学ぶ。さらに抽出分離操作、UV、IR、MS、NMR等各種機器分析に基づく化学構造研究法等を学び、天然物化学の基礎知識を習得する。
評価基準
定期試験および出席状況などで総合的に評価する。
| (書 名) | (著者・編者) | (発行所) | |
| 教科書 | 天然医薬資源学 | 吉川 孝文 等共著 | 廣川書店 |
| 参考書 | 天然物の構造と化学 | 村上 孝夫 著 | 廣川書店 |