臨床薬学系

科目名 薬剤学IV 1単位 必修
学 年 3年 後期
責任者 伊藤 智夫
担当者 伊藤 智夫・津田 泰之

教育目標
 薬物の体内動態を定量的に理解し、薬物の投与設計ができるようになるために、薬剤の吸収、分布、消失(代謝・排泄)を数学的に解析する手法を身につける。また、医薬品の規格や試験法の意義を理解できるようになるために、日本薬局方の記載内容を理解する能力を身につける。

授業内容
1.薬物速度論 2.薬局方概論

後 期
No 項   目 講  義  内  容
薬物速度論 1−コンパートメント・モデル(急速静注、定速静注)
  〃        〃 (経口投与)
  〃        〃 (反復投与)
  〃 2−コンパートメント・モデル、モーメント解析
  〃 生理学的薬物速度論
  〃 バイオアベイラビリティ、生物学的同等性、非線形薬物速度論
薬局方概論(総論) 日本薬局方の性格と意義
  〃  (通則) 薬局方を運用するうえで必要な規定
  〃 (一般試験法) 物理定数の測定法
10   〃 (製剤総則) 製剤通則、製剤各条
11   〃 (製剤総則と一般試験法) 製剤各条と製剤に関する規定
12   〃 (各条医薬品の例) 原医薬品・製剤・製剤添加剤の各条例

到達目標
 教育目標に同じ

評価基準
 出席及び期末試験を総合的に評価する。

(書  名) (著者・編者) (発行所)
教科書 INTEGRATED ESSENTIALS
薬剤学 改訂第6版
薬剤学実習書〔I〕
薬局方試験法 概要と演習
適宜プリントを使用
花野 学・寺田 勝英
伊藤 智夫 編
薬剤学教室 編
梶 英輔 他著
南江堂

北里大学薬学部
廣川書店
参考書 第14改正 日本薬局方解説書 日本公定書協会 廣川書店