衛生薬学系 |
科目名 | 衛生化学I | 1単位 必修 |
学 年 | 3年 前期 | |
責任者 | 中川 靖一 | |
担当者 | 中川 靖一・今井 浩孝 |
教育目標
健康を維持するために不可欠な栄養素の役割を科学的に理解するために、主要な栄養素の化学、代謝、生理的役割を知り、さらに栄養の過不足によりもたらされる病気との係わりについて認識する。
授業内容
脂質、たんぱく質、糖質、ビタミンについて、有機化学、生化学、分析化学などの観点から総合的に解説する。
No | 項 目 | 講 義 内 容 |
1 | 概論 | 衛生化学の意義、わが国における栄養摂取状況と疾病 |
2 | 脂質の化学 | 分類、構造、化学的性質、役割 |
3 | 脂質の代謝 | 消化、吸収、運搬 |
4 | 脂質の代謝 | 生合成、エネルギー産生 |
5 | アミノ酸の化学 | 分類、構造、化学的性質 |
6 | たんぱく質の化学 | 分類、構造、化学的性質、役割 |
7 | たんぱく質の代謝 | 消化、吸収、アミノ酸代謝 |
8 | 糖質の化学 | 分類、構造、化学的性質 |
9 | 糖質の代謝 | 消化、吸収、グリコーゲン代謝、エネルギー産生 |
10 | 脂溶性ビタミン | ビタミンA、D、E、K |
11 | 水溶性ビタミン | ビタミンB群、ニコチン酸、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ビタミンC |
12 | ミネラル | ミネラルの化学的性質と生理作用 |
到達目標
生体また食品を構成する脂質、蛋白質糖、ビタミン、ミネラルの種類・構造、生内動態、生理的役割について、説明できる。
評価基準
定期試験、出席状況などの総合判断。
(書 名) | (著者・編者) | (発行所) | |
教科書 | 衛生薬学新論 | 井上 圭三・小栗 一太 山添 康 編集 |
南山堂 |
その他 | 必要に応じてプリント配布 |