臨床薬学系

科目名 薬剤学III 1単位 必修
学 年 3年 前期
責任者 伊藤 智夫
担当者 伊藤 智夫・津田 泰之

教育目標
 薬物の体内動態、投与法、薬物間相互作用などを理解できるようになるために、薬物の吸収、分布、代謝、排泄に関する知識を身につける。

授業内容
1.生体膜の構造と物質の生体膜透過機構
2.薬物の吸収、分布、代謝、排泄および薬物間相互作用
3.ドラッグデリバリーシステム

前 期
No 項   目 講  義  内  容
薬物の吸収 生体膜の構造と物質透過機構、消化管の構造
  〃 消化管および消化管以外の経路からの薬物の吸収
  〃 吸収に影響を及ぼす因子、薬物間相互作用
薬物の分布 血漿たん白結合、組織移行性、薬物間相互作用
  〃 特殊組織バリアー(血液脳関門など)
薬物の代謝 代謝様式、代謝機構
  〃 代謝阻害、代謝促進(酵素誘導)、初回通過効果
  〃 代謝酵素の分子種と遺伝子多型、薬物間相互作用
薬物の排泄 腎臓の構造と腎排泄機構、薬物間相互作用
10   〃 胆汁排泄、腸肝循環、乳汁中排泄
11 病態と加齢 病態および加齢の体内動態への影響
12 ドラッグデリバリーシステム(DDS) 放出制御、標的指向化、吸収促進、プロドラッグ

到達目標
 教育目標に同じ

評価基準
 出席及び期末試験を総合的に評価する。

(書  名) (著者・編者) (発行所)
教科書 INTEGRATED ESSENTIALS
薬剤学 改訂第6版
薬剤学実習書〔I〕
花野 学・寺田 勝英
伊藤 智夫 編
薬剤学教室 編
南江堂

北里大学薬学部