化学系 |
科目名 | 薬品製造化学 | 1単位 選択 |
学 年 | 3年 後期 | |
責任者 | 針谷 義弘 | |
担当者 | 針谷 義弘・長光 亨 |
教育目標
医薬品の化学的性質を理解し、その適正な取り扱いができるようにするために、すでに学んだ単位反応を基礎に医薬品の合成法を習得する。
授業内容
日本薬局方収載医薬品のうち中枢神経作用薬を中心に、その合成法と共に開発経緯および薬理作用と化学構造との関連性(構造活性相関)について講義する。
No | 項 目 | 講 義 内 容 |
1 | 全身麻酔薬 | 吸入及び静注麻酔薬 |
2 | 催眠薬 | バルビツール酸及びアシル尿素誘導体 |
3 | 抗てんかん薬 | ヒダントイン及びオキサゾリン誘導体、その他 |
4 | 抗精神分裂病薬 | フェノチアジン及びブチロフェノン誘導体 |
5 | 抗不安薬 | ジフェニルメタン及びベンゾジアゼピン誘導体 |
6 | 抗うつ薬 | 三環系抗うつ薬、MAO阻害薬 |
7 | 抗パーキンソン病薬・中枢神経興奮薬 | コリン作動系抑制薬・キサンチン誘導体、延髄興奮薬、その他 |
8 | モルヒネ系鎮痛薬 | モルヒネ系及び合成鎮痛薬 |
9 | 鎮咳去痰薬 | モルヒネ系及び合成化合物 |
10 | 解熱鎮痛薬 | サリチル酸、アニリン及びピラゾロン誘導体 |
11 | 抗炎症薬(1) | アントラニル酸及びフェニル酢酸誘導体 |
12 | 抗炎症薬(2) | プロピオン酸及びインドール酢酸誘導体 |
到達目標
医薬品の合成法を習得すると共に、医薬品の開発経緯および構造活性相関などについても理解を深める。
評価基準
出欠席、受講態度、期末試験。
(書 名) | (著者・編者) | (発行所) | |
教科書 | 教材プリント(薬品製造化学) | 薬品製造化学教室 | 北里大学薬学部 |
参考書 | 第14改正 日本薬局方解説書 | 廣川書店 |