生理学系 |
科目名 | 生理学I | 1単位 必修 |
学 年 | 2年 前期 | |
責任者 | 石井 邦雄 | |
担当者 | 石井 邦雄・鹿児島 正豊・川上 倫・比留間 弘美・佐治 真理・島田 純一 |
教育目標
2年後期から始まる薬理学I〜Vを中心とした医療薬学関連学科目の学習に必要な生理学知識と考え方を身に付けるために、人体内に備わる様々な生命現象のメカニズムを理解する。
授業内容
人体内に存在する主要な原子・分子、細胞、組織、器官、器官系の形態・機能と相互の関係を解説することにより、統合された多細胞生物として、人体がどのようにして生命を維持しているかを提示する。
No. | 項 目 | 講 義 内 容 |
1 | 細胞から個体へ | 細胞の構造、多細胞生物、体液、ホメオスタシス |
2 | 栄養と代謝 | 代謝、中間代謝、エネルギー代謝 |
3 | 神経 | ニューロンの形態、膜電位、興奮の伝導と伝達 |
4 | 筋肉 | 筋収縮の機序、骨格筋・心筋・平滑筋の構造と機能 |
5 | 神経系(1) | 体性神経系、骨格筋の感覚器、体性反射と中枢、脊髄、脳幹 |
6 | 〃 (2) | 自律神経系(1) |
7 | 〃 (3) | 自律神経系(2) |
8 | 〃 (4) | 小脳、大脳基底核、大脳皮質運動野 |
9 | 〃 (5) | 中枢神経系の高次機能 |
10 | 内分泌(1) | ホルモンの一般的性質、視床下部、下垂体 |
11 | 〃 (2) | 甲状腺、カルシウム代謝、副腎皮質、副腎髄質 |
12 | 〃 (3) | 膵臓、血糖の調節、生殖機能の調節 |
到達目標
1)体内に存在する器官系を列挙し、それらの形態と機能及び相互の関係の概略を説明できる。
2)各種器官系に存在する代表的な細胞の種類を列挙し、それらの形態と機能の概略を説明できる。
3)薬物の作用点となりうる体内分子を列挙し、それらの構造と機能の概略を説明できる。
評価基準
定期試験。受講態度も参考にする。
(書 名) | (著者・編者) | (発行所) | |
教科書 | シンプル生理学 | 貴邑・根来 | 南江堂 |
参考書 | 人体機能生理学 | 杉 | 南江堂 |