化学系

科目名 有機化学 I 2単位 必修
学 年 1年 後期
責任者 高柳 弘明
担当者 高柳 弘明・古畑 公夫・東屋 功

教育目標
 生体は有機化合物によって成り立っており、それらの変化によって生命が維持されていることを理解する。有機化学が薬学におけるすべての科目に関連していることを認識し、他の科目の理解に必要な有機化学の基礎を習得する。

授業内容
 分子の構造から始めて、基礎的な化合物の命名、性質、反応、合成、立体化学など薬学で必要な項目について説明し、演習などで具体的な例題を通して内容の理解を深める。

後 期
No. 項   目 講 義 内 容
化学構造 原子から分子へ、結合、軌道
  〃 メタン、エタン、アセチレンの構造、分子軌道、化合物の分類
化学反応 反応式の書き方、遷移状態、中間体、酸と塩基
命  名 IUPAC命名法(1)
  〃 IUPAC命名法(2)
アルカン 性質、合成と反応
  〃 各  論
アルケン 性質、合成と反応
  〃 各  論
10 立体化学 立体化学、構造異性体、立体異性体
11   〃 光学異性体、光学活性(不斉炭素)
12   〃 結合の回転、安定配座、分子不斉
13 評   価 中間試験
14 芳香族化合物 芳香族化合物の性質、反応などの基礎(1)
15   〃 芳香族化合物の性質、反応などの基礎(2)
16   〃 芳香族化合物の性質、反応などの基礎(3)
17 アルコールとフェノール 性質、合成と反応
18   〃 各  論
19 ハロゲン化物 性質、命名、合成と反応
20 エーテルとエポキシド 性質、命名、合成と反応
21 アルデヒドとケトン 性質、命名、合成と反応(1)
22   〃 合成と反応(2)
23   〃 合成と反応(3)
24 予   備 復習、演習など
25 評   価 後期試験

評価基準
 試験、演習試験、出席率

(書  名) (著者・編者) (発行所)
教科書 基礎薬学・有機化学 首藤 紘一 他 廣川書店
参考書 有機化学概説 第2版
構造式と化学名
有機化学I
マクマリー
高橋 浩
フォックス・ホワイトセル
稲本 直樹 監訳
東京化学同人
三共出版
丸善
現代有機化学第3版上・下 ボルハルト・ショアー 化学同人