数理・情報系 |
科目名 | 情報科学概論 | 1単位 必修 |
学 年 | 1年 後期 | |
担当者 | 広野 修一 |
教育目標
薬学に関連した多くの職域において、計算機を駆使した情報処理の必要性を認識する。そのような状況下で、薬剤師、医薬情報担当者あるいは医薬品開発研究者としての業務を円滑に行うための計算機科学及び情報科学に関する基礎知識と対応能力を身につける。
授業内容
情報処理の道具としての計算機を使う上で必要な基礎知識(計算機の仕組み、OS、基本操作法等)を講義し、さらに薬学分野でのデータ/情報処理を円滑に行うために必要とされる応用ソフトウェアについて概説する。
No. | 項 目 | 講 義 内 容 |
1 | コンピュータの基礎1 | コンピュータの仕組み |
2 | コンピュータの基礎2 | コンピュータのための基礎数学 |
3 | コンピュータの基礎3 | 情報数学 |
4 | パソコンのオペレーティングシステム | WINDOWS、MacOS、UNIX |
5 | パソコンのソフトウェア1 | エディタ・ワープロ、通信ソフト |
6 | パソコンのソフトウェア2 | 表計算ソフト |
7 | パソコンのソフトウェア3 | グラフ・グラフィックス系ソフト |
8 | パソコンのソフトウェア4 | データベースソフト、統計計算ソフト |
9 | パソコンのソフトウェア5 | 分子構造作成・計算用ソフト |
10 | 分子グラフィックス | 薬物・生体高分子の3次元コンピュータグラフィックス |
11 | 問題演習 | 小テスト及び解説 |
12 | 薬学領域でのコンピュータの利用例1 | 有機化学・生化学・薬理学での利用 |
13 | 薬学領域でのコンピュータの利用例2 | 薬剤学での利用 |
14 | 薬学領域でのコンピュータの利用例3 | 医薬品開発での利用 |
15 | 評 価 | 小テスト及びレポート |
到達目標
計算機の基本用語、基礎的な数学及び基本操作法を学び、応用ソフトウェアに関する知識を深め、学生各自が薬学領域での情報処理の道具としての計算機の有用性を理解することを目標とする。
評価基準
出欠、小テスト、レポート提出で評価する。
教科書 | プリントを使用 |
参考書 | 各種パソコンの入門書(Windowsパソコン、Macintosh等) |
その他 | 学生各自が適当な時間を選び、計算センターでコンピュータの実習を行うことが望ましい。 |