| 生理学系 |
| 科目名 | 薬理学ＩＩ | １単位 必修 |
| 学 年 | ３年 前期 | |
| 責任者 | 佐々木 泰治 | |
| 担当者 | 佐々木 泰治・内藤 康仁 |
教育目標
体の制御機構を知った上で、薬物の体に対する作用を理解し、機序の解明されている薬物についてはそれを理解させる。
授業内容
末梢神経の理解を基本とし、殊に自律神経系による制御を修得し、それらに影響を与える薬物の薬理作用を講義する。
| No | 項 目 | 講 義 内 容 |
| １ | 交感神経概要 | |
| ２ | 交感神経作動物質 | 交感神経興奮薬、作動物質の作用機序 |
| ３ | 交感神経受容体遮断薬 | α−遮断薬、β−遮断薬の薬理・応用 |
| ４ | 副交感神経概要 | |
| ５ | 副交感神経作動物質 | 副交感神経系興奮薬とその作用機序 |
| ６ | 副交感神経遮断薬 | 抗コリン薬の薬理作用と応用 |
| ７ | 交感神経遮断薬 | ノルエピネフリンの遊離抑制・枯渇薬 |
| ８ | 自律神経節遮断薬 | 節遮断薬の薬理作用と応用 |
| ９ | 心臓の生理 | 心臓の生理学と律動・収縮機序 |
| 10 | 強心薬、抗不整脈薬 | 強心配糖体、抗不整脈薬の作用機序 |
| 11 | 抗狭心症薬、抗脂血症薬 | 心臓の病理とこれら薬物の作用機序 |
| 12 | 利尿薬と高血圧治療薬 | 高血圧発生とその治療 |
| 13 | 評 価 | 試験 |
到達目標
自律神経系に作用する薬物の機序を理解し、病態適応の妥当性を説明することができる。
評価基準
試験成績。
| （書 名） | （著者・編者） | （発行所） | |
| 教科書 | 最新基礎薬理学 必要に応じてプリントを用いる。 |
高木 敬次郎、亀山 勉 | 廣川書店 |
| 参考書 | NEW薬理学 | 田中 千賀子、加藤 隆一 | 南江堂 |
| シンプル生理学 | 貴邑 冨久子、根来 英雄 | 南江堂 |