システム設定画面 詳細設定 LDAPアドレス帳設定 共通メールサーバ設定について
共通送信メールサーバ設定 共通受信メールサーバ設定 共通メールサーバ設定 定期自動受信設定

システム設定画面

システム設定では、CatchMe@MAILの各種設定と共通メールサーバの管理を行います。

システム設定には、「詳細設定」「メールサーバ設定」 「定期自動受信設定」があります。

操作メニューから 「システム設定」 をクリックすると、詳細メニューが表示されます。 また、詳細メニューが表示されている状態で再度、「システム設定」 をクリックすると通常のメニューに戻ります。

詳細設定

操作メニューの 「詳細設定」 をクリックすると、詳細設定画面が表示されます。

設定を行う項目を入力した後に、「設定」 ボタンをクリックすると、内容は設定されます。 「キャンセル」 ボタンをクリックすると、内容は設定されません。

「同時ログインユーザ数設定」、「LDAPアドレス帳設定」の変更を反映するためには、CatchMe@MAILの再起動が必要になります。すぐに反映させる場合は、CatchMe@MAILの再起動を行ってください。CatchMe@MAILの起動・停止・再起動 参照)

また、「1ユーザの最大使用可能ディスク容量の設定」、「送信メールサイズ設定」、「共通メールサーバ設定」は、設定を行った後にログインしたユーザから適用されます。 ログイン中のユーザに対しては、次回ログイン時に有効になります。

その他の設定は、設定ボタンがクリックされた時点で反映されます。

各種設定の説明を次に記述します。

・セッション監視

    セッション監視はユーザがCatchMe@MAILへログインした状態で、指定した時間以上CatchMe@MAILにアクセスしなかった場合、自動的にログアウトするための機能です。 セッション監視を有効にしておくことで、ユーザの個人情報の漏洩を防ぐ効果があります。また、ログアウトせずにブラウザを終了してしまったユーザについても一定時間が経過するとログアウトされます。

    「セッションの接続監視を行う」 にチェックがある場合、セッション監視機能が有効になります。チェックがない場合は、セッション監視機能は無効になります。インストール時の設定では有効になっています。

    自動的にログアウトされるまでの時間は、「セッション有効時間」 で設定します。ユーザが最後にアクセスした時刻から、ここで設定した時間が経過した場合、自動的にログアウトされます。インストール時の設定では30分になっています。 このセッション監視機能は管理者アカウントに対しても有効です。

・KeepAlive設定

    KeepAliveはクライアントからCatchMe@MAILに対して、クライアントがセッション使用中であることを定期的に通知するための機能です。 KeepAliveを有効にしておくことで、セッションの接続監視を行う場合でも、CatchMe@MAILの画面が表示されている間はセッションが自動的にログアウトされることはありません。

    「KeepAliveを行う」 にチェックがある場合、KeepAliveが有効になります。チェックがない場合は、KeepAliveは無効になります。インストール時の設定では有効になっています。

    KeepAliveを通知する時間間隔は、「時間間隔」 で設定します。時間間隔はセッション監視の 「セッション有効時間」 以上の時間を設定することはできません。インストール時の設定では15分になっています。

    KeepAliveを有効とする画面を選択することもできます。「全画面」 を選択した場合はCatchMe@MAILの全ての画面表示時にKeepAliveを有効にします。「メール作成画面のみ」 を選択した場合はメール作成画面表示時のみKeepAliveを有効にします。インストール時の設定では全画面になっています。

・ディスク容量設定

    ユーザがPOP3メールサーバから受信したメールを保存するため、ハードディスクの容量を大量に使用する可能性があります。 あらかじめユーザが使用可能なディスク容量を設定しておくことで、システムのディスク容量がオーバーしてしまうトラブルを回避することができます。

    「システムの最大使用可能ディスク容量」 では、CatchMe@MAIL全体で使用可能なディスク容量を設定します。この設定値を使用して、システム管理画面では 「ディスク使用率」 が表示されます。(システム管理画面 参照)

    ただし、CatchMe@MAILのディスク使用量がここで設定された値を超えた場合でも、ユーザのメール受信(POP3の場合)、送信メールの保存、およびドラフト保存が行えなくなることはありません。

    ここで設定する値は、マシンのハードディスク容量を越えないようにしてください。

    「1ユーザの最大使用可能ディスク容量」 では、1ユーザが使用可能なディスク容量を設定します。

    ユーザのディスク使用量がここで設定された値を超えた場合、メール受信(POP3の場合)、送信メールの保存、およびドラフト保存が行えなくなります。メール受信時にディスク容量がオーバーした場合は、「サーバからメールを削除する」の指定は無視され、メールサーバからメールが削除されることはありません。

    2047MBまでの値を設定することができます。予防のためにユーザは定期的にメールを整理する必要があります。

    「ユーザアカウント管理」 から各ユーザが使用しているハードディスク容量をチェックすることが可能です。(ユーザアカウント管理 参照)

    ユーザの設定にある 「ログアウト時にごみ箱を空にする」 を有効にすることで、設定されたディスク容量を越えることを防ぐことができます。(一般ユーザヘルプ−詳細設定 参照)

    インストール時の設定では、「システムの最大使用可能ディスク容量」 は1000MB、「1ユーザの最大使用可能ディスク容量」 は100MBになっています。

・同時ログインユーザ数設定

    CatchMe@MAILに同時にログインできるユーザ数を 「同時ログインユーザ数設定」 に設定します。

    「同時ログインユーザ数を制限する」 にチェックがある場合、「同時ログイン可能なユーザ数」 で設定されている人数が同時にログイン可能です。 その値を超えてログインしようとしたユーザに対しては、エラーメッセージが表示されます。
    チェックがない場合は、同時ログインユーザ数は制限されません。

    「同時ログイン可能なユーザ数」 は、CatchMe@MAILの運用状況、インストールされているマシンのスペックなどを考慮して、適当な値を設定してください。

    管理者アカウントでのログインは、同時ログインユーザ数にカウントされません。

    「同時ログイン可能なユーザ数」は、必ず、1以上で設定してください。

・ログ採取

    CatchMe@MAILのログ採取の設定を行います。CatchMe@MAILではインストールディレクトリの下の 「log」 ディレクトリに以下のログファイルが作成されます。

    種類

    ファイル名

    内容

    システムログ

    (0〜9)_System.log

    トラブル発生時の原因究明に使用するログが出力されます。
    サポート窓口からの指示により設定してください。

    アクセスログ

    (0〜9)_Access.log

    ユーザからの処理要求、処理に要した時間、同時ログインユーザ数などの情報が出力されます。
    日付毎のログファイルとして出力することもできます。詳しくはシステム初期化ファイル説明書を参照してください。

    イベントログ

    event.log

    CatchMe@MAILの起動/終了、送信サイズ制限オーバー発生時の情報などが出力されます。

    エラーログ

    (0〜9)_Error.log

    CatchMe@MAIL運用中に発生したエラーに関する情報が出力されます。
    日付毎のログファイルとして出力することもできます。詳しくはシステム初期化ファイル説明書を参照してください。

    アウトプットログ

    (0〜9)_Output.log

    10分毎にシステムのデータが出力されます。

    ユーザログ

    ユーザアカウント名_(0〜9).log

    ユーザの処理に関する情報が出力されます。
    サポート窓口からの指示により設定してください。

    送信ログ

    sendYYYYMMDD.log

    メール送信に関するログが出力されます。

    受信ログ

    recvYYYYMMDD.log

    メール受信に関するログが出力されます。

    管理者はシステム設定で「システムログ」 「アクセスログ」 の設定を変更できます。

    「システムログ」 は、トラブル発生時の原因究明に使用しますので、サポート窓口からの指示により設定してください。通常はチェックをはずした状態で使用してください。インストール時の設定では、ログを採取しないになっています。
    また、ユーザごとのログ採取機能もあります。より詳細なログが必要な場合は、ユーザログを採取していただく場合もあります。(ユーザアカウント管理−ユーザアカウントの編集 参照)

    「アクセスログ」 には、ユーザから要求された処理、処理に要した時間、同時ログインユーザ数などの情報を出力します。CatchMe@MAILの使用状況調査のために使用できます。
    インストール時の設定では、アクセスログを採取する設定になっています。

    「送信ログ」 は、日付毎のファイルにメール送信に関する情報をCSVで出力します。設定方法はシステム初期化ファイル説明書を参照してください。
    送信ログのフォーマットを以下に示します。

    No.

    内容

    詳細

    1

    送信日付

    YYYYMMDDの形式で記載する

    2

    送信時間

    HH:MM:SSの形式で記載する

    3

    ユーザ名

    送信したユーザのCatchMe@MAILアカウントを記載する

    4

    送信者アドレス

    メールの宛先(From)の内容を記載する
    エイリアスはデコードした内容を記載する

    5

    件名

    デコードした内容を記載する

    6

    宛先(To)

    メールの宛先(To)の内容を記載する
    エイリアスはデコードした内容を記載する

    7

    宛先(Cc)

    メールの宛先(Cc)の内容を記載する
    エイリアスはデコードした内容を記載する

    8

    宛先(Bcc)

    メールの宛先(Bcc)の内容を記載する
    エイリアスはデコードした内容を記載する

    「受信ログ」 は、日付毎のファイルにメール受信に関する情報をCSVで出力します。設定方法はシステム初期化ファイル説明書を参照してください。
    受信ログのフォーマットを以下に示します。

    No.

    内容

    詳細

    1

    受信日付

    YYYYMMDDの形式で記載する

    2

    受信時間

    HH:MM:SSの形式で記載する

    3

    ユーザ名

    受信したユーザのCatchMe@MAILアカウントを記載する

    4

    送信者アドレス

    メールの宛先(From)の内容を記載する
    エイリアスはデコードした内容を記載する

    5

    件名

    デコードした内容を記載する

    6

    宛先(To)

    メールの宛先(To)の内容を記載する
    エイリアスはデコードした内容を記載する

    7

    宛先(Cc)

    メールの宛先(Cc)の内容を記載する
    エイリアスはデコードした内容を記載する

・送信メールサイズ設定

    ユーザが送信可能なメールサイズを設定することができます。

    「送信メールのサイズを制限する」 にチェックがある場合、「メールサイズ」 で設定されたサイズ以上のメールを送信しようとしたユーザに、警告メッセージが表示されます。

    ここで、ユーザは送信メールを再編集するか、もしくはそのまま送信するかを選択することができます。ユーザがそのまま送信するを選択した場合、メールは送信され、イベントログに出力します。

・アドレス帳設定

    共有アドレス帳のソート項目を設定することができます。

    「共有アドレス帳をソートする」 にチェックがある場合、「ソート項目」 で選択された項目で共有アドレス帳がソート表示されます。ソート項目には「名前」 「ドメイン」 「備考」 があります。

    「名前」 でソートする場合は、アドレス/グループの名前のUnicode順に表示されます。
    「ドメイン」 でソートする場合は、メールアドレスのドメイン(@の右の部分)のUnicode順に表示されます。
    「備考」 でソートする場合は、備考のUnicode順に表示されます。

・ローカルメール削除期限設定

    ユーザがPOP3メールサーバから受信し、CatchMe@MAILのサーバ上に保存しているメール(ローカルメール)を、管理者が削除期限を設定して自動削除することができます。

    「ローカルメールの自動削除を行う」 にチェックがある場合、登録されている全ユーザに対して、「ダウンロード後n日後に削除」 で設定された削除期限が経過しているローカルメールの自動削除を行います。削除期限は1〜99日の範囲内で設定することができます。また、削除されたメールは 「ごみ箱」 にも残されず、完全に削除されます。

    削除の対象となるメールはロケーション 「Local」 「受信箱」「ごみ箱」、およびユーザ定義のメールボックスに保存されているメールです。 「送信箱」「送信エラー」「ドラフト」 に保存されているメールは削除の対象になりません。
    また、「マークの付いているメールは削除しない」 にチェックがある場合、マークが付いているメールは削除の対象になりません。

    ローカルメールの自動削除は、日付変更時(0時)に行われます。自動削除処理中、ユーザはログインできません。

・ユーザ設定変更禁止設定

    ユーザからのユーザ設定変更を禁止することができます。

    禁止設定項目には、「パスワード設定」「署名」「詳細設定」「メールサーバ設定」 「メール振り分け設定」「迷惑メール設定」があり、チェックを入れた項目についてはユーザからの設定変更はできなくなります。

    クラスタリング環境でバージョンアップを行った場合、「迷惑メール設定」を禁止するにはLDAPサーバ側に設定が必要になります。Readmeを参照して設定を行ってください。

・携帯端末設定

    携帯端末を使用する場合に設定を行います。

    「Yahoo!ケータイからアクセスするホスト名」 は、Yahoo!ケータイ対応携帯電話を使用する場合に、URLに指定する外部参照の 「IPアドレス」 、または 「ホスト名」 を入力します。

    この設定を行わなかった場合は、Yahoo!ケータイ対応携帯電話での動作は保証されません。

LDAPアドレス帳設定

・LDAPアドレス帳を使用する
    「LDAPアドレス帳を使用する」 にチェックがある場合、ユーザはシステムで設定するLDAPサーバのアドレス帳を使用することができます。
    LDAPアドレス帳を使用する場合でも、CatchMe@MAILの共有アドレス帳、ユーザの個人アドレス帳は通常通り使用できます。

    CatchMe@MAILからはLDAPアドレス帳の参照のみを行います。LDAPサーバのアドレス管理はCatchMe@MAILを使用して行えません。

    ユーザは、LDAPサーバに登録されているアドレス帳から、検索条件として設定されたLDAP属性(例えば、名前、メールアドレス)でアドレスを検索することができます。

・表示名

    ここで入力された名前は、ユーザのアドレス帳一覧にLDAPアドレス帳として表示されます。

・LDAPサーバ名

    LDAPサーバの 「IPアドレス」 、または 「ホスト名」 を入力します。

・ポート番号

    LDAPサーバのポート番号を入力します。

    特に指定のない場合は空白のままにしてください。デフォルトの値(389)が使用されます。

・検索開始位置

    ユーザがアドレスの検索を行う際に使用する、LDAPサーバの 「検索開始位置」 を入力します。

    特に指定のない場合は空白のままにしてください。

・LDAPサーバへのログインの設定

    ユーザがアドレスを検索するとき、LDAPサーバへのログインが必要な場合は、「LDAPサーバへのアクセスにはログインが必要」 にチェックをします。

    「アカウント名」 に、LDAPサーバにログインするときに使用するアカウントを入力します。

    「パスワード」 に、LDAPサーバにログインするときに使用するパスワードを入力します。

    ログインの必要がない場合は、「LDAPサーバへのアクセスにはログインが必要」 のチェックをはずしてください。

    ここで設定するLDAPサーバへのログインの設定、アカウント名、パスワードは、ユーザに公開されません。

・LDAP属性の設定

    LDAPサーバのエントリが保持している任意のLDAP属性を、ユーザの検索条件項目、および検索結果アドレス一覧の一覧表示項目としてそれぞれ最大6個(No.1〜No.6)まで設定することができます。

    「LDAP属性名」 には、一覧表示項目、検索条件項目の選択対象となる任意のLDAP属性名を設定します。
    この時、No.2には「メールアドレス」として使用するLDAP属性を必ず設定するようにしてください。CatchMe@MAILは、No.1のLDAP属性を「名前」、No.2のLDAP属性を「メールアドレス」として認識します。

    「項目表示名」 には、一覧表示、検索条件で表示するLDAP属性の表示名を設定します。設定されていない場合は、LDAP属性名がそのまま表示されます。

    LDAP属性項目の 「一覧表示」 にチェックがある場合は、そのLDAP属性が一覧表示に表示されます。どの項目にもチェックがない場合は、メールアドレスが一覧表示に表示されます。

    LDAP属性項目の 「検索条件」 にチェックがある場合は、そのLDAP属性が検索条件として表示されます。どの項目にもチェックがない場合は、メールアドレスが検索条件として表示されます。

・ソートする属性No.

    検索結果アドレス一覧表示のソートに使用するLDAP属性の項目No.を設定します。

・検索時に階層を絞り込む

    「検索時に階層を絞り込む」 にチェックがある場合、ツリー構造のLDAPアドレス帳がリストボックスにより階層表示され、リストボックスで階層を選択して検索することができます。階層は最大3階層までサポートされています。

    「階層表示名」 に階層の表示名を入力します。

    「一覧に階層を表示する」 にチェックがある場合、検索結果アドレス一覧のNo.2のLDAP属性とNo.3のLDAP属性の間に階層が表示されます。

共通メールサーバ設定について

ユーザが共通で使用するメールサーバの設定を行います。

操作メニューから 「メールサーバ設定」 をクリックすると、共通メールサーバ設定画面が表示されます。

共通メールサーバは、システムに複数設定することが可能です。ユーザには、「共通メールサーバ設定」 として、共通メールサーバ設定の中から一つ設定することができます。

「登録済み共通メールサーバ」 の一覧には、現在登録されている共通メールサーバが表示されます。

「追加」 ボタンをクリックすると、共通メールサーバの追加画面が表示されます。

「編集」 ボタンをクリックすると、一覧で選択されているメールサーバ設定の編集画面が表示されます。

編集されたメールサーバ設定を使用しているユーザの共通メールサーバ設定は、設定後にログインしたときに変更が有効になります。

「削除」 ボタンをクリックすると、一覧で選択されているメールサーバ設定が削除されます。

削除されたメールサーバ設定を使用しているユーザの共通メールサーバ設定は削除されます。

共通送信メールサーバ設定

ユーザが共通メールサーバ設定として使用する送信メールサーバの設定を行います。
ここで、入力する項目は一般ユーザは変更できません。一般ユーザヘルプ−メールサーバ設定 参照)

サーバ名

    共通送信メールサーバ名を入力します。これは定義名です。メール送信のサーバ選択に使用されます。

サーバのホスト名

    共通送信メールサーバの 「IPアドレス」、または 「ホスト名」を入力します。

    共通ドメイン名の設定で、「ホスト名を使用する」に設定した場合、ユーザの共通送信メールサーバで使用するメールアドレスのドメイン名として使用されます。一般ユーザヘルプ−メールサーバ設定 参照)

サーバのポート番号

    共通送信メールサーバのポート番号を入力します。

    特に指定のない場合は空白のままにしてください。デフォルトの値(25)が使用されます。

共通ドメイン名

    共通ドメイン名は、ユーザの共通メールサーバのメールアドレスのドメイン名に使用されます。メールアドレスのアカウント名はCatchMe@MAILのユーザアカウントを使用します。

    「サーバのホスト名を使用する」 にチェックがある場合は、「サーバのホスト名」 が使用されます。

    「指定する」 にチェックがある場合は、「ドメイン名」 に入力したドメイン名が使用されます。

メールアドレスに対応する組織名

    共通送信メールサーバに設定する会社名・組織名を入力します。

開封確認要求

    ユーザが送信するメールに、送信先が受信したことを知らせる開封確認を要求する設定を行います。

    「送信メールに対して開封確認を要求する」 にチェックがある場合、その共通メールサーバを使用しているユーザの 「メール作成画面」 「開封確認を要求する」 の項目にデフォルトでチェックが入ります。

SMTP認証

    この送信サーバがSMTP認証を必要とする場合、ユーザがメールを送信する際に送信サーバで認証をするかどうかの設定を行います。 認証形式は、LOGIN認証及びPLAIN認証に対応します。その他の形式には対応していません。

    この認証を使用すると、メールの送信者が正規のユーザであるかどうかチェックを行います。

    「SMTP認証を使用する」にチェックがある場合、その共通メールサーバを使用しているユーザの「SMTP認証」「SMTP認証を使用する」と表示されます。 また、ユーザは認証に使用するユーザアカウントとパスワードを設定することができます。

    「SMTP認証を使用する」にチェックがない場合、その共通メールサーバを使用しているユーザの「SMTP認証」「SMTP認証を使用しない」と表示されます。

    クラスタリング環境でバージョンアップを行った場合、SMTP認証を使用するにはLDAPサーバ側に設定が必要になります。Readmeを参照して設定を行ってください。

共通受信メールサーバ設定

ユーザが共通メールサーバ設定で使用する受信メールサーバの設定を行います。
ここで、入力する項目は一般ユーザは変更できません。一般ユーザヘルプ−メールサーバ設定 参照)

サーバ名

    共通受信メールサーバ名を入力します。

    受信プロトコルがIMAPの場合は、ユーザのロケーション一覧に表示されます。POP3の場合は、メール受信のサーバ選択に使用されます。

    受信プロトコルがIMAPの場合、共通受信メールサーバ名を「Local」に設定することはできません。

サーバのホスト名

    共通受信メールサーバの 「IPアドレス」、または 「ホスト名」を入力します。

サーバのポート番号

    共通受信メールサーバのポート番号を入力します。

    特に指定のない場合は空白のままにしてください。デフォルトの値(プロトコルがIMAPの場合は143、POP3の場合は110)が使用されます。

受信プロトコル

    IMAPかPOP3のいずれかを選択してください。

    ・IMAPを使用する場合

      「ルートフォルダのパス」 を入力します。

      特に指定のない場合は空白のままにしてください。

    ・POP3を使用する場合

      メール受信時に受信メールサーバからメールを削除する場合は、「サーバからメールを削除する」 をチェックしてください。チェックがない場合は、受信メールサーバにメールが残されます。
      「サーバからメールを削除する」 場合は、さらに削除期限として 「すぐに削除」、または 「ダウンロード後n日後に削除」 (1〜9日の範囲内)を設定することができます。

      ここで設定する削除期限はユーザ登録時、ユーザ設定に反映されます。ただし、ユーザ登録後に管理者設定で削除期限の設定を変更しても、ユーザ設定には反映されません。

      また、メールの自動受信も指定できます。「自動受信を行う」 をチェックすると自動受信が有効になり、指定された時刻に、全ユーザアカウントのメールを自動受信します。自動受信の対象となるメールサーバは、ここで指定した共通受信メールサーバのみです。ユーザが個別に設定したメールサーバに対しては、自動受信は行われません。

      この機能は、ユーザのアクセスや新着メール確認処理が集中する時間の負荷を分散させることを目的としています。そのため、自動受信を行う時刻は、ユーザのアクセスが少ない時間帯に設定することを推奨します。

共通メールサーバ設定

共通メールサーバの設定です。

設定パターン名

    送信メールサーバ設定と受信メールサーバ設定の組み合わせを、一つのメールサーバ設定として管理するために設定します。

自動ユーザ登録

    「自動ユーザ登録を有効にする」 をチェックすると、自動ユーザ登録が有効になります。 この機能を使用すると、CatchMe@MAILに登録されていないユーザアカウントを自動的に登録することができます。

    ただし、自動登録の対象となるのは、この共通受信メールサーバに登録されているユーザアカウントのみです。 CatchMe@MAILは入力されたユーザアカウントとパスワードで共通受信メールサーバに接続を試みます。そこで成功した場合はユーザアカウントが登録されますが、失敗した場合は登録されません。

定期自動受信設定

定期自動受信の設定を行います。
定期自動受信に登録され、かつ定期自動受信が有効なユーザは、ログインしていなくても1時間間隔で新着メール確認が自動的に行われます。
定期自動受信機能は管理者が定期自動受信に登録したユーザのみ使用可能です。
定期自動受信の有効/無効の切り替えは管理者/ユーザのどちらからでも行うことができます。

新着メール確認の対象となるメールサーバは、ユーザが登録している全てのPOP3メールサーバです。

定期自動受信機能をユーザが使用するには、管理者が「定期自動受信ユーザの追加」で登録します。
定期自動受信ユーザの有効/無効の初期設定は「無効」です。

定期自動受信ユーザ情報

    定期自動受信に「登録済みのユーザ数」と、「定期自動受信が有効になっているユーザ数」を表示します。
    「登録済みユーザ」とは、定期自動受信機能が使用可能なユーザです。
    「定期自動受信が有効になっているユーザ」とは、定期自動受信機能が使用可能なユーザのうち現在有効になっているユーザです。

登録済みユーザアカウントの一覧

    定期自動受信に登録されているユーザアカウントの一覧を表示します。
    「最新の情報に更新」ボタンをクリックすると、定期自動受信設定画面を更新します。

    ◆のついているユーザは、定期自動受信が有効なユーザです。
    有効になっているユーザであっても、ログイン中は定期自動受信による新着メール確認は行われません。

定期自動受信ユーザの追加

    定期自動受信に登録する「ユーザアカウント名」を入力して「追加」ボタンをクリックすると、入力したユーザを定期自動受信に登録します。
    登録済みユーザ数が100人に達した場合、「登録済みユーザ数が最大設定値に達しています。ユーザは追加登録できません。」と表示されます。

定期自動受信ユーザの削除

    「登録済みユーザアカウントの一覧」から削除するユーザを選択して「削除」ボタンをクリックすると、選択したユーザを定期自動受信から削除します。

定期自動受信ユーザの設定変更

    「登録済みユーザアカウントの一覧」から設定変更するユーザを選択すると、変更の内容を「変更」ボタンの横に表示します。 「変更」ボタンをクリックすると、選択したユーザの有効/無効を切り替えます。

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