生 化 学 教 室
教 授 水本 清久 mizumotok@pharm.kitasato-u.ac.jp
助教授 塚本 俊彦 tsukamotot@pharm.kitasato-u.ac.jp
講 師 柴垣 芳夫 shibagakiy@pharm.kitasato-u.ac.jp
助 手 深町 伸子 fukamachin@pharm.kitasato-u.ac.jp
助 手 岩間 美奈子 iwamam@pharm.kitasato-u.ac.jp
助 手 若林 圭子 wakabayashik@pharm.kitasato-u.ac.jp

主な研究テーマ

  • 「真核生物における遺伝子発現の分子機構」

    転写、RNAプロセシング、翻訳の各素過程における酵素機構に焦点をあて、in vitro 反応系を用いて研究を行っている。主な研究内容は次の通りである。

    1)精製mRNAキャッピング酵素の反応機構の解析とキャッピング酵素遺伝子を利用 した同酵素の機能ドメイン解析。

    2)RNAポリメラーゼIIによる転写開始に関与するタンパク質性因子の機能解析。

    3)mRNA前駆体のスプライシング機構の解明。

    4)タンパク質生合成開始反応の素過程の解析。

    5)大腸癌における遺伝子変化の解析。

  • 「マイナス鎖RNAウイルスゲノムの転写・複製機構」

    (-)鎖RNAウイルスがもつRNA依存RNAポリメラーゼによるmRNA合成とゲノム複製 の過程を in vitro RNA合成系を用いて解析している。主な研究内容は次の通 りである。

    1)センダイウイルス(HVJ)の転写・複製に関与する宿主因子の精製と機能解析 。

    2)HVJおよびインフルエンザウイルスRNAポリメラーゼの構造と機能。

    3)HVJ mRNA合成でみられる特異なキャッピング機構。

    4)抗ウイルス剤の開発。


  • 2001年8月1日現在