【創薬】
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生薬学教室 Home Page |
バイオ技術で植物が持つ
未知の力を薬に生かす |
生薬学教室では植物が持つ天然の薬用成分を抽出し、新しい薬をつくる研究を行います。特にバイオテクノロジーを使って薬用成分を多く含む部分を大量に培養したり、成長の速度を早めるほか、新たな薬用成分を持った遺伝子組み替え植物の生産もテーマです。
[主な研究テーマ]
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植物バイオテクノロジー:薬用植物の有用二次代謝生合成酵素遺伝子の分離と導入、組織培養による薬用成分の生産 |
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薬理活性成分の分離と構造研究 |
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微生物薬品製造学教室 Home Page |
感染症に対する新しい薬を 微生物から探索・開発中
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土から分離した微生物の培養液から新しい薬の素材を発見し、その化学構造や作用機構を解明するのが主なテーマ。エイズやマラリアなどの感染症は、世界中で大変大きな問題となっており、耐性株の出現などから新しい作用を持つ薬の開発が急務です。現在臨床で使われている多くの薬が微生物から発見されており、土壌微生物は新しい薬の宝庫です。当教室で発見したアクチノヒビンは現在エイズウイルスの感染予 防薬として開発が進められています。
[主な研究テーマ]
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・抗HIVタンパク質アクチノヒビンの活性必須領域と作用メカニズム
・抗HIVタンパク質アクチノヒビンを利用したHIV感染予防薬
・合胞体形成を阻害する抗HIV薬の探索
・HIV integrase阻害剤の探索
・抗マラリア活性物質の精製
・微生物由来抗寄生虫・殺虫物質の探索
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生物分子設計学教室 Home Page |
タンパク質の立体構造予測
からゲノム情報を解読 |
遺伝子がどんなタンパク質をつくり、それらがどんな機能を持つか?という「ゲノム解析」の研究は始まったばかり。生物分子設計学教室ではタンパク質の立体構造を予測するモデリング手法を使い、ゲノム情報解読のための統合計算機環境の構築をめざしています。
[主な研究テーマ]
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コンピュータ利用による遺伝子産物(たんぱく質)、核酸、医農薬の立体構造研究および分子設計 |
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創薬物理化学教室 Home Page |
3Dのグラフィックスを
使って薬になる分子を設計 |
薬の分子設計に3DCGを活用しているのが創薬物理化学教室。薬の分子の立体構造をCGで把握しながら、その形だけでなく電気的な性質や疎水性なども研究。「効く」だけでなく、生体側の高分子とより強力に結合するような属性を持たせることも可能にしています。
[主な研究テーマ]
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分子動力学シミュレーションによる生体分子の水溶液中の立体構造解析 |
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生体高分子と薬物との相互作用に関するNMR及び計算化学的研究 |
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パターン認識及び多変量解析による薬物の三次元定量的構造活性相関解析 |
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蛋白質の折れ畳み過程の分子動力学シミュレーション |
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分子動力学/自由エネルギー計算による蛋白質の安定性の解析 |
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生物有機化学教室 |
微生物由来の化合物から
新しい薬をつくりだす |
北里研究所との協力しして研究を行う生物有機化学教室では、微生物がつくり出す有用化合物から新しい薬の元になる物質を取り出し、その効果を調べています。微生物の種は未だ90%が未発見。今後もさまざまな有用化合物が見つかる可能性は高いと言えます。
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【製薬】
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薬化学教室 Home Page |
化学合成を繰り返して
より効率よく薬をつくる |
薬の元になる物質を合成するために、どんな方法が最適か?を研究する薬化学教室。化学合成では毎回全く同じ反応が得られるとは限りません。そうした合成方法の研究は目的の物質を多く、低コストでつくり出すほか、新たな物質の発見にも役立っています。
[主な研究テーマ]
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有機化合物の立体研究 |
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糖質に関する研究 |
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薬理活性化合物の合成研究 |
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薬品製造化学教室 Home Page |
目的とする物質を上手に
つくり分ける合成法の研究 |
分子式は同じでも、立体構造や官能基の付き方などの違いで性質が異なる「異性体」。これを上手につくり分けられれば、薬としての効き目が期待できる物質を多く合成することも可能です。薬品製造化学教室ではこうした「選択性」を高める研究を行っています。
[主な研究テーマ]
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生理活性天然物の全合成法の確立と誘導体合成 |
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有機金属化合物を用いた有用な骨格形成反応の開発 |
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フラボノイドの新規代謝反応と反応機構の解明 |
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医薬品化学教室 Home Page |
糖質と複素環化合物の分子設計、合成、 機能解析を行い、創薬に応用する。
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生体の機能発現と制御に関与する細胞表層糖鎖、核酸および複素環化合物をリード化合物とする医薬品の開発を目的として、分子設計、新規合成反応の開発、目的化合物の合成、さらに活性試験を行う。得られた結果に基づいて、標的分子の構造活性相関を解明する。
[主な研究テーマ]
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糖鎖の合成に関する基盤技術の開発と機能性糖鎖構築への応用 |
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糖鎖が関与する超分子および分子複合体の設計、合成、機能解析 |
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医薬品の開発を目的とした核酸アナログ等の合成 |
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新規キノロン類の合成と反応 |
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