配布PCのThinkVantageには、ハードディスクのバックアップを取る機能があるのですが、皆さんにお配りした状態では
- 一定期間毎に自動的にバックアップを取る
- バックアップは内蔵ハードディスクに取る
という設定になっています。内蔵ハードディスクの容量は40GB(40,000MB)なのですが、皆さんにお配りした状態で既に10GB近いディスク容量が使われています。皆さんが音楽や動画などの、比較的容量を食うデータを例えば10GB保存したとすると、内蔵ディスクにあるデータは合計20GB、このデータのバックアップを自動的に取ってしまうので、内蔵ディスクにバックアップのデータが約20GB保存されて、40GBのディスク容量は満杯になってしまいます。
このパソコンで大量のデータを扱いたい人は、以下の手順でバックアップファイルを削除して下さい。
- キーボード左上のThinkVantageボタンを押す。
- メニューが表示されるので、データの保護→データのバックアップと復元を選択。
- Rescue and Recoveryのウィンドウが表示される。「拡張」メニューから「バックアップを削除する」を選択。(下図左)
- バックアップファイル一覧が表示されるので、先頭にチェックをつけて「削除」ボタンを押す。(下図右)
また次の手順で、自動バックアップを停止して下さい。
- Rescue and Recoveryのウィンドウで「バックアップ」メニューから「スケジュールと項目の選択」を選ぶ。
- 「バックアップのスケジュール」のチェックを外す。(右図)
- 「OK」ボタンを押す。
- 「閉じる」ボタンでRescue and Recoveryウィンドウを終了する。
上記の手順を実行すると、システムのバックアップがなくなってしまいます。大事なデータはCD-Rなどに保存するようにして下さい。
戻る |