北里大学 薬学部 医薬品情報学

Division of Drug Information 
Kitasato University School of Pharmacy







臨床現場のニーズにあった課題を発掘しながら、医薬品情報による薬物療法の適正化と医療安全の推進を目指します

インターネットの人口普及率は年々増え続け、令和2年の情報通信白書では約90%と報告されています。一般の方でも医薬品の情報が容易に入手できるようなった一方で、インターネット上には情報が溢れており、その中には正しくない情報が紛れていることがあるのも実際です。薬剤師は、専門スキルを活かして医薬品情報を適正に収集・評価し、患者さんの薬物治療に役立てなければなりません。
臨床現場では、医薬品情報を正確に伝達するスキルが重要であり、総合的なコミュニケーション能力が欠かせません。また、医療従事者や患者さんから問い合わせを受ける際には、複数あるタスクのどれを優先すべきなのか、どこまでの情報が求められているのか、どれだけの時間を調査にかけられるのか等を判断できる情報を、効率よく入手するスキルも薬剤師には求められます。
当研究室は20154月にスタートし、臨床現場でより実践的な医薬品情報教育・研究を行うことを目的に、北里大学病院内に拠点を置いています。大学病院の環境を活かし、薬剤部スタッフとも協力しながら、臨床現場のニーズにあった研究テーマを発掘しています。臨床現場で起こる医薬品の副作用、薬物相互作用、不適正使用等の実態を調査し、そのメカニズムを分析することによって、医薬品情報の適正使用による医療安全の推進、薬物療法適正化、医療費削減を目指した研究に取り組んでいます。

  
 
 
 
 
   

  
 
   

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